ふくふくや「だてっこき、~三本木麗子の憂鬱~」
8月19日(日)18時00分開演。下北沢「劇」小劇場。
大衆演劇の三本木麗子一座の楽屋に、上京してきた鏑木丸子
一座が泊めてほしいとやってくる。丸子はすでに一線を退き、
娘3人のうち長女は結婚・妊娠して引退。次女は伸び悩み、
三女が看板役者だが、近頃増長気味。長女の夫や三女のヒモも
絡み、娘たちの独立問題や丸子の生い立ちの秘密も明かされていく。
ストーリーは丸子にとってハッピーエンドではないが、
それでもこれからへの希望が見える舞台。役者の性で素直に
愛情を表現できない登場人物たちだが、見ている者にそれは
十分伝わってくる。
脚本・演出も素晴らしいが、標準語と関西弁を使い分ける
長女役の賀屋直子さんや迫力満点の丸子役の福島まり子さんなど、
役者陣の力演も魅力。小さな劇場だがお客さんの拍手も大きく、
観てよかったと思える舞台だった。


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